悲報! 小6の息子がこの世にサンタクロースが存在しないことを知った日。

コミュニケーションの勉強をしているとはじめに立ちはだかるのは「いかに自分の準拠枠で捉えずに聴くのか」ということ。

人間はコミュニケーションにおいて必ずといっていいほど自分の関心・価値観・知識・思考・創造力で相手の言葉を聞いてしまいます。これは思い込みや決めつけを生み出し相手の本質を聴く事なく自分の理解をつくり出します。

人間は言葉のような言語的メッセージだけでなく、表面には出ない非言語的メッセージを持っています。このことを見落とすとコミュニケーションが相手との相互理解をせずに終わってしまいます。

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タイトルと本文が釣り合わないですが、これは私の動揺を表しているとお察しください(笑)

 

毎年うちの奥さんは息子のクリスマスプレゼントを用意するのに「今年はサンタさんに何をお願いするの?」とそれとなく聴いておき、私がそれを各方面に発注するという段取りでクリスマスの日を息子は心待ちにしていたのでした。

今年もその時期がやってきたのでAmazonさんでPSPを発注しました。上の写真がその現物です。私はもちろんゲーム機は知りませんのでプレイステーションと言われれば、プレイステーションを探すわけですが、何ともたくさんの種類があるではないですか!何が何だかわからないうちに写真にあるPSPを発注して包装してその日を迎えたのです。

クリスマスの日は私は朝早く出社したので帰宅してからこの光景を目の当たりにしたのです。いつもなら新しいゲーム機が手に入ると一日中ゲームをしている息子が落胆の表情。奥さんに聞くと「PSPではなくPSVだった」とのこと。PSVって!?

 

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         PlayStation®Vita(PCH-2000シリーズ) Wi-Fiモデル ブラック

 

何だか違いが分かりませんが違うそうです。

人間は思い込みや決めつけで自分の良いように解釈します。私も自分の興味あるものを自分で探しているときにはもっと注意深く探すはずです。しかし「息子のだし、興味ないし」という自分の感情が少しのコミュニケーションのズレを生じたのでした。

 

それにしてもいつかはその日がくるとは思いつつもサンタクロースとは何者なのか?を子供が知ってしまった日を自分の傾聴不足から迎えてしまったことにまだまだ学びが足りないことを覚ったのでした。