美容師・理容師はやりたかった仕事!

評判のいい皆さんこんにちは!

 

私も経営をさせていただき働いていただく方を採用させていただいていますので、昨今の人財難はもちろん当社でも重要な問題です。人口減によって働く人自体が少なくなっていくわけですから社会全体の問題でもあります。

 

しかし人財不足といわれる中にあっても応募者が殺到して入社が狭き門になっている企業もありますし、反対に仕事はたくさんあっても人財難により事業縮小や倒産に追い込まれる企業もあります。まさに需要と供給のミスマッチが起きていることも事実です。

 

当社での仕事も決して楽なものではないし、給与などの待遇面も万全とはいかないと思います。でもそもそも仕事とは「何を得るためにやっているのか?」という問いを忘れてしまっては少しもったいないことになるかもしれませんね。

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              ↑ カットハウスひかり酒々井店(千葉県酒々井町)

 

当社はヘアカット専門店と美容室を経営しています。お客様のヘアスタイルを創るという仕事です。この仕事をするためには美容師や理容師という資格をとらなければできません。「仕事をするために資格をとる」ということは簡単ではないですよね。資格が必要な仕事はたくさんありますが、ほとんどの資格は遊んでいて取得できるようなものではないはずです。

 

美容師・理容師にしても同じです。資格をとるためには専門学校に行くか、通信課程で勉強するか、の二通りしかありません。どちらにしても勉強した結果として国家試験を受験して合格しなければ資格は手に入りません。知識を習得して技術を練習して苦労して手に入れるものです。かなりの関門を突破しなければならないということです。

 

さらにそもそもなぜこの仕事をしたかったのか?もっと時間をさかのぼっていくと、自らの幼い頃に両親や知人がお客様のヘアスタイルを創るところを見て「こんなに人をかっこ良くできるんだ!」「こんなに人を綺麗にできるんだ!」というような感動を覚えたことがきっかけだったという人が当社の社員さんにもたくさんいいます。美容師・理容師の仕事にあこがれてこの道を選んだという人が少なくないのです。要するに「この仕事をしたくて自ら国家試験という関門を突破して、今まさにその『あこがれの仕事』をしている」ということになるのです。

 

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自分がやりたいと思った仕事を今まさに現在進行系でしている、という人はとても少ないと思います。私は就職活動をして初めて社会人になったのは飲食業でした。特にそれをやりたくて入社したわけではありません。

一流大学に行って一流企業に就職できたからといって希望する部署や仕事に就いているという人も多くはないでしょうね。 要するに自分が希望した仕事をリアルな現実でできている人は多くはないということです。美容師・理容師は自分がやりたいと思って今仕事ができている人たちです。この仕事に就きたいと思ったルーツに立ち返って目の前のお客様に向き合っているプロフェッショナルが今日もたくさんの人の喜びを創っています。

 

この連休は各地で成人式が行われます。まさに美容師・理容師にとって「人の一生における一大イベントの思い出」づくりに一役買っているといっても過言ではありません。美容師・理容師の仕事がなければせっかくの思い出も台無しです。「人の一生のあらゆる場面のお役に立てる」仕事をしていきたいですね。