その人間関係は「信用」ですか?「信頼」ですか?

 評判のいい皆さんこんにちは!

 

「信用」と「信頼」の二つの人間関係があるとしたらどちらを選択しますでしょうか?「信用」も「信頼」のどちらも手に入れたいと思う人はたくさんいると思います。しかし両者は似て非なるものです。ちがいを知った上で何を得るのか?を考えてみることもよいかもしれません。

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例えば銀行でお金を借りるときには「信用取引」と表現します。借り主にはどのくらいの借入があって、どれくらいの返済能力があるので、いくらなら貸すことができる、というとらえ方です。言ってみれば借り主の置かれている環境を担保にしてお金を貸すのが信用取引です。

 

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「信頼取引」という言い方はしませんが、もしそれが存在するとしたらこうです。「あなたには財産もお金も担保もないけど、あなたの可能性に対して私はいくらでも投資できる。そして返せるときに返してくれればいい」という取引です。

その人の担保と引き替えに貸すのではなくて、その人の「存在」に対して貸すことができる、ということが「信頼」というものではないでしょうか。

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スタッフさんがボランティアで河川のゴミ拾いをしたときの写真。(2016年6月6日)

 

 

私という人間はどのような人間関係をつくっているのか? 信用はされていても、信頼まではできていない人間関係もまだまだあるかもしれません。


ますます人生は修行だということですね。