「物理的な距離」は遠くとも「想いが伝わる距離」は近い。
評判のいい皆さんこんにちは!
当社の店舗は茨城、栃木、千葉、福島の各県に出店をしています。関東地方に住んでいる方でもその距離感は掴みづらいかもしれませんが、この4県は結構物理的な距離があります。
(当社ホームページから)
企業経営をしている経営者にとってかなりの大部分を占めていて、頭を悩ませるのが「経営者の想いをどのように伝えるか?」ということでしょう。当社ではこれを「経営理念の浸透」という表現をしています。
当社は前述の通り、店舗は広範囲にわたって出店しているし、それなりの人数の社員さんがいてくれています。この一人ひとりに「経営理念の浸透」をしたとしても、時間も手間も労力もかかりますし、そもそも伝わらない可能性も大きいです。それでも経営者はその想いを伝えていくほかはありません。
いわゆる「2:6:2の法則」というものがあります。それについては詳しく記してある書籍や記事などがありますので詳細は割愛しますが、集団はいつの間にか「2:6:2」に区分されているということです。
職場でいうならば「上の2」は何も言わなくとも自ら率先して考え行動し、他の人にもリーダーシップを発揮するグループ、「下の2」は組織にぶら盛っているだけで、言われたことしかしないし、そもそも仕事自体をつまらないものだと思っているグループ、「6」はそのどちらにも属さずに、上下の2割のどちらかの影響が大きい方になびくグループです。
どれがいい悪いということを言いたいのではありません。人の考え方は人それぞれなので「2;6:2」のどれがいい悪いを問いたいのではありません。
しかし経営者や組織のトップが信頼できるのは「上の2」のグループにほかなりませんよね。職場全体に対して良い影響を自ら与えようと思っている人たちに協力してもらえることが一番成果を創ることになるでしょうから。
今日は千葉県内の店舗のリーダーたちが水戸の本社に集まってミーティングをしていました。正しくは「今日は」ではなく「今日も」です。
当社はもちろんミーティングは出勤扱いですので給料は出ますし、交通費も支給します。でもわざわざ遠い場所にある本社にきてミーティングをする必要は必ずしもありません。千葉と水戸はそれなりの距離がありますから。しかも彼らはミーティングを「愉しんで」やっているのです。
自分たちの住んでいる近い場所で集まることは可能だし、時間をかけて遠くの場所に集まるという思考は「上の2」の人たちだからなのだろうと思っています。
当社も少しずつですがしかし着実に「上の2」の人たちが職場を良くしていってくれています。自らが働く職場をより良くし、お客様に喜んでいただける場をつくろうと、一所懸命に考えてくれている社員さんに今日も感謝です。