「意識」を変えるには「プラスの言葉」を使う。

評判のいい皆さんこんにちは!

 

 

脳は元々マイナスのことを考えるようにできています。それが人間です。人間には危険を回避する能力としてマイナス思考が備わっています。

は虫類は「生か死か」の世界でした。は虫類脳のまま生きるためには攻撃をしかけるしかないですが、ほ乳類は二択を始めました。「攻めるか逃げるか」です。マイナス思考が働いてきたから人類が生き延びてきたのも事実です。原始時代に遠くから少しずつ地響きが聞こえてきたときに、「もしかしたらマンモスがくるかもしれない、逃げろ」とマイナスをチェックする機能を持っていたから命を守ることができたのです。例えば人間関係でも自分にとって安全な人や気が合う人は近くにおいておこうとしますが、反対に嫌な思いをさせられた人や好意を持っていない人からは遠くに離れたいと逃げようとすることもよくありますよね。危険を避けようとする機能があるからそのようなことを今でも日常でやってしまっているのです。

 

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このように人間はマイナス思考が危険回避能力として備わっていますが、マイナス思考のままでは人間脳が機能しません。「誰とでもうまくいくわけがない」「みんなで平和に生きることができるばすがない」という言葉を発してしまいます。マイナス思考が悪いわけではありません。人間はそのように生きてきましたし、不健全なは虫類脳が働きます。

しかしそれはそれとして脳を動かすという観点ではマイナスの意識があるとうまく機能しませんので、マイナスの意識をとるようにトレーニングを積んでいく必要があります。

どのようにするかというと「マイナスの言葉をプラスの言葉に変える」トレーニングです。「人間脳は意識を言語で表す」ということでした。マイナスの意識でいると言葉もマイナスの言葉を使ってしまっています。ですからプラスの意識をプラスの言葉で発することができるようにトレーニングをしてみましょう。

でも実際にはマイナス言葉をいつも使ってしまっています。よく使っている言葉で「無理」「難しい」という言葉があります。「無理」「難しい」といってしまったらそのことはその人にとって「無理」「難しい」ままです。「うざい、かったるい、めんどうくさい、あいつが悪い、こいつがきらい・・・」このような言葉も実はマイナス言葉だということです。私たちは考える時には言語を使って考えています。これらを口に出して言うか言わないかに関わらず、何かが目の前にきた途端に「無理」とマイナスに考えたときにそれを打開する行動をするわけがありません。


このような言葉をそのまま放置していたら何事もうまくいかなくなってしまうかもしれません。素晴らしい力が本当はあるのに自分で無理だと思ってしまうわけです。うざいと言っていたら自分のやること為すこと全てがうざくなってしまいます。自分でうざいと思って可能性を手放してしまいます。

でも人間の脳はプラスに考えたらそのように動きます。挑戦しようとしたことがないのに「自分には無理だろうな」と考えてしまっていることがたくさんあります。でもやってみたらできることもたくさんあるはずです。「やる」という決意を持つことです。脳は言葉にすることで思考に変わり行動に変わります。プラスの決意をプラスの言葉として「やる」と口に出したら意識も「やるのだ」と考え出すのです。

プラスの言葉を使うトレーニングをしてプラスの言葉を使うということです。もちろん生きているうちはいいことばかりではないことも事実です。大変なこともたくさんあります。大変だというマイナスの事実を否定してプラスの言葉を使いなさい、ということではありません。そしてマイナスの言葉を使ってしまうことを責める必要はありません。


脳には「最後に使った言葉」が残るといわれています。ですからマイナス言葉を発したとしても、語尾を変えるだけでもプラスに変わります。「大変だった」という言葉を使うなら、語尾をプラスの言葉にして「大変だったけどすごい勉強ができた」と言いましょう。難しいことがあっても「難しいけどやりがいがある」と言うことはできそうではないでしょうか?

 

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マイナスの言葉を言ってしまっても、すぐにそれに気づいて「語尾をプラスの言葉でしめる」というトレーニングをしてみても悪くないと思いますがいかがでしょうか?