時間をお金で買う時代。

評判のいい皆さんこんにちは!

 

私は子供の頃から「時間」という概念に興味がありました。父親のお古になった腕時計をもらって、秒針が動くのをじっと見つめて「1秒」「2秒」「3秒」・・・と数えていました。単に「1秒」という時間を数えていただけですが、そのトレーニングの甲斐あってか?今でも時計を見ずに60秒間を1秒のズレもなく正確に数えることができます(笑)

さて、今日は時間のことを考えたいのですが話題は飛行機です。

 

f:id:toriosan:20170223223543j:plain

 

私は移動手段として飛行機を使うことも多いのですが、多くの場合飛行機は座席クラスがありますね。国際線であればエコノミークラスのほかにビジネスやファーストクラスなどの上位クラスがありますし、国内線も名称は異なりますが普通席と上位クラスがあります。

国際線はフライトの時間が長いので上級クラスの快適性は比べものになりませんし、食事やラウンジも文句のしようがありませんね。お値段は高いですが居住空間としての価値も価格相応の感覚はあったりします。

最近気づくことは「国内線」の上位クラスの「価値」が変わってきた、ということです。国内線の上位クラスは価格は軽く普通席の3倍以上しますが、その利用者の多いこと多いこと。

飛行機には機内へ搭乗するときも降りるときも優先してくれる「優先搭乗」というものがあります。幼児連れや妊婦さんや手伝いが必要な方やご高齢の方が当てはまりますが、今は優先搭乗はビジネスマンが圧倒的に多いですね。上位クラスはもちろん、エアラインのプラチナカードを持っていても優先搭乗ができます。それはもうたくさんの方が優先搭乗の列をつくるので、優先とはいっても結局は乗るのも順番待ちです(笑)

f:id:toriosan:20170223222648j:plain(写真は本文とは関係ない場所です)

 

優先搭乗できる上位クラスのチケットやプラチナカードであればチェックインも専用カウンターで待たずにチェックイン、セキュリティチェックも専用レーンなので待ちません。専用ラウンジでゆっくりと静かに待つことができます。そして預けた手荷物も優先的にターンテーブルに出てきます。

国内線のフライト時間は沖縄線を除けば1,2時間程度ですから、東京~大阪線で上位クラスに乗って上空で食事が出ても噛んでいる暇もありません(笑)シートがゆったりしてリラックスできますがそれもうたた寝している時間もなくあっという間に終わります。(笑)

それでもなお多くのお金を払ってでも優先搭乗なのか?それはやはり「少しの時間でも有効に使いたい」という意識が働いている方が多くなったからではないでしょうか?

いつも手持ち無沙汰な人は多くはなく、多忙な毎日を意味のあるものにかえるために「時間をお金で買う」というニーズが増えてきているように感じますがいかがお考えになりますか?